11月11日「生ハムの日」にちなみ、各国の生ハムを紹介するイベントを開催
(一社)日本生ハム協会(JCHA、渡邉直人代表理事)は、11月11日の「生ハムの日」にちなんで、恒例のイベントを開催した。
今年は新型コロナの影響もあり、感染症対策を万全に行ない、生ハムのインポーターや流通業者、外食事業者、マスコミ、一般会員らが40名限定で参加した。
生ハムは、2000年以上にわたり地中海式食文化の代表的な食材であり、豊富なビタミン、特に疲労回復に有効なビタミンB₁を多く含み、免疫機能を高める作用があるおいしい食材。会場には、スペインの「イベリコハム・ベジョータ」(熟成期間42ヵ月)、「ハモン・セラーノ」(18ヵ月)、イタリアの「プロシュット・ディ・サンダニエーレ」(13ヵ月以上)、フランスの「ジャンボン・ド・バイヨンヌ」(9ヵ月以上)のほか、国産長期熟成ハム(24ヵ月)、市販品のラックスハムの6種類の生ハムの食べ比べを実施し、口に入れる前の香りや噛み応え、脂の口どけと甘み、後味と余韻を楽しんだ。
また、会場では、今年8月からスタートした「生ハム食文化資格制度」の初級認定証の授与式も行われ、川端極氏(Spanish Bar BANDA勤務コルタドール)、篠崎新平氏(JCHA監事、バー篠崎オーナー)、小川透氏(小笠原伯爵邸ソムリエ)の三人に、同協会の服部津貴子最高顧問から認定証が贈られた。
【問い合わせ先】
(一社)日本生ハム協会
info@jcha-ham.com
週刊ホテルレストラン誌 2020.12.11号