2000年の歴史をもつ、長期熟成ハムの世界

生ハムとは

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定義
ハムという名前(言葉)の由来:生ハムの原料となる豚の腿のことをスペイン語でハモン、フランス語でジャンボンといいます。元々ハムあるいは生ハムの原料は豚の腿肉なのです。従って、生ハムとは豚の腿肉を塩漬けし、加熱せず長期熟成したハムです。

生ハムの名前の由来:生ハムという言葉は日本の食品衛生法にもJAS規格にも定められていません。つまり生ハムという呼び名は、通称名であって法律に定義された言葉ではないのです。この生ハムという言葉は昭和の時代になってから、北海道の鮭のルイベを参考に豚肉を冷凍加工して作られた商品の通称名から日本国内に広まったといわれています。当時は、豚肉(腿だけに限らない部位を使用)をスモークや加熱することのない製法のため、「生ハム」という通称名になりました。

定義:南西ヨーロッパにて製造される生ハムは、豚の骨付き腿肉を原料とし、その製造工程で、一切加熱されず、長期熟成して製造される加工食肉製品です。北東部ヨーロッパのスモークされたり加熱されたりして製造されるハムとは異なります。

協会としての定義:生ハムとは、「豚の骨付き腿肉を原料とし、その製造工程で一切加熱されることなく塩蔵処理され、長期熟成して製造される保存を目的とした加工食肉製品」です。

参考
スペインの場合:「成長した豚の四肢で、座骨と恥骨結合部で切離された筋肉組織と骨が一体となった骨付きの後ろ脚を加工して製造されたものであり、塩蔵工程と熟成工程を経たもの」です。つまり、生ハムとは「豚の腿肉を塩漬けし、加熱せず長期熟成したハムです。」

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